スポンサーリンク

広告 春の花・山野草の育て方

ビオラ・ペダータ(トリアシスミレ)の育て方

トリアシスミレ

ヴィオラ・ペダータ(トリアシスミレ)は、北米東部が原産で大型で、掌状に深く裂けた葉が特徴のスミレです。

花色は変化があるようで、単色で薄紫の花や濃紫のもの、2色で、花色が上下で分かれているものなどがあるようです。

わが家の花は2色で上が濃い紫、下が淡い紫になっています。

上のヴィオラ・ペダータ(トリアシスミレ)は自宅で2007年5月19日に撮影した栽培品の花です。

スポンサーリンク

ビオラ・ペダータ(トリアシスミレ)の特徴と育て方

トリアシスミレ

上のヴィオラ・ペダータ(トリアシスミレ) 2009年4月18日 撮影 栽培品

     
和名ビオラ・ペダータ(トリアシスミレ)
学名Viola pedata
科名・属名スミレ科 スミレ属
分布北米東部
花期4~6月
特徴

掌状に深く裂けた葉が特徴のスミレで、無茎。

花は意外と大きく径2.5cmくらい、大輪系は4cmほどのものもあります。

花色は上弁は暗紫色、下3弁は明紫色で暗紫色のスジが入ります。

変異や品種も多いようで、紅紫、淡紫~濃紫、白色や2色咲きなどがあるようです。

地下茎は肥厚し、草丈は10~20cmほどになります。

育て方

鉢は素焼きにちかい深鉢を用い、鉢底に礫を敷き、微塵を抜いた軽石砂に鹿沼土や赤玉土を2~3割混ぜた用土に植え込み、株のまわりにマグアンプK 中粒、大粒を4~5粒ほど元肥として埋め込み、薄い液肥をときどき施します。

植え替えは花後の4月下旬~5月に行います。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回水肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

多湿を嫌うので水は用土が乾き過ぎない程度にやり、明るく乾燥気味の場所で栽培します。

繁殖は種まきまたは株分け、根伏せで殖やします。

ビオラ・ペダータ(トリアシスミレ)まとめ

私はスミレの栽培は苦手意識がありますが、このスミレも数年間花を見ましたが、いつの間にかなくなってしまいました。

スミレを上手に栽培するにはどうすればよいのだろうかといつも思っていますが、長いこと咲いてくれるのはスミレとヒゴスミレくらいです。

関連記事(一部広告を含む)

山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

スポンサーリンク

-春の花・山野草の育て方
-