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広告 春の花・山野草の育て方

タマシャジン(フィティウマ・ショイヒツェリ)の育て方

タマシャジン

タマシャジン(フィティウマ・ショイヒツェリ)は、ヨーロッパアルプス、アペニン山脈原産のキキョウ科 フィテウマ属の植物ですが、キキョウ科とは思えないようなユニークな花が咲きます。

種から育てましたが、育ちは早く翌年に開花し高山植物のわりには丈夫な花のようです。しかし過湿には弱いようなので、梅雨以降は屋根下で育て、水はけよく植えることが大切です。

アルプスの著名種と書いてあった種を播いて育てました。

上のタマシャジン(フィティウマ・ショイヒツェリ)は自宅で2010年6月11日に撮影した2006年9月27日に播種した花です。

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タマシャジン(フィティウマ・ショイヒツェリ)の特徴と育て方

タマシャジン

タマシャジン(フィティウマ・ショイヒツェリ)  2010年6月11日 撮影 栽培品

     
和名タマシャジン
別名フィティウマ・ショイヒツェリ
学名Phyteuma scheuchzeri
科名・属名キキョウ科 フィテウマ属
分布ヨーロッパアルプス、アペニン山脈原産
花期4~5月
特徴

草丈10~40㎝で岩場や礫原などに自生する高山植物。

高山植物の中では比較的暑さに強く花付きも良いので育てやすい部類にはいると思います。

キキョウ科の植物ですが、かなり変わった形の花が咲き、始めて見た時は驚きました。

育て方

通気性の良い山野草鉢に、軽石、日光砂、硬質鹿沼土などの混合用土に、 マグァンプK などの緩行性肥料を根に触れないように入れて水はけよく植えます。

自生地は岩場や礫原などのようですので、水はけが大切です。肥料も薄い肥料にした方が良く、1ヶ月に2回位薄い液肥を水代わりにやります。

根の生育が良いので、花後新しい用土に根を整理して植え替えておくと夏の暑さ対策にもなります。

日当たりを好みますが(暑さには高山植物のわりには強いようですが)、夏は半日陰で涼しく管理します。

水はけが悪いと根腐れをおこしやすいので、梅雨以降は屋根下で管理します。

水は表面が乾いたらやり、真夏は夕方に、鉢と鉢のまわりにたっぷりやって、夜間温度を下げるようにします。それ以外の季節は朝にやります。

増殖は株分けと実生によります。わが家も種から育てましたが2年目には花が咲きました。

株が古くなると木質化してしまうので、種からの更新はした方が良いようです。

タマシャジン(フィティウマ・ショイヒツェリ)まとめ

タマシャジン

タマシャジン(フィティウマ・ショイヒツェリ) 2008年5月27日 撮影 栽培品

高山植物のわりには育てやすいキキョウ科の花ですが、過湿には弱いの水はけのよい用土で植え、梅雨からは屋根下で管理します。

また、肥料にも弱いので、薄い肥料をやるようにします。

古い株は木質化してしまうので、種を播いて殖やします。種からの増殖が楽な植物です。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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