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シレネ・アルペストリス(Silene alpestris)の育て方

シレネ・アルペストリス

シレネ・アルペストリス(Silene alpestris)は、地中海沿岸沿岸に分布する、ナデシコ科 シレネ属の植物で、1㎝くらいの小さな花がカスミソウのように咲きます。

普通は一重咲きのようですが、わが家で購入したのは八重咲きで、一重咲きの花はまだ見ていません。

日光がすきな育てやすい植物で、ロックガーデンにも鉢植えにも寄せ植えにも使えるとても可憐な花です。

上のシレネ・アルペストリス(Silene alpestris)は自宅で2006年5月17日に撮影した栽培品です。

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シレネ・アルペストリス(Silene alpestris)の特徴と育て方

シレネ・アルペストリス(Silene alpestris) 2005年5月30日 撮影 栽培品

     
和名シレネ・アルペストリス
学名Silene alpestris
科名・属名ナデシコ科 シレネ属
分布地中海沿岸
花期4~6月
特徴

地中海沿岸が原産地の花弁の先が細裂した1cmくらいの白いが可憐な多年草です。

ロックガーデン向きの植物ですが鉢植えにも寄せ植えにも使える花径1㎝の花をカスミソウのように咲かせます。

草丈10㎝前後で根生葉は、マット状になるので花が倒れにくく、花が次々と咲いて長く楽しむことが出来ます。

葉は披針形~長卵形で長さ3~4cm程度。普通は一重咲きのようですが、わが家は八重咲きです。

育て方

中深鉢を使い底にゴロ石を入れて軽石、桐生砂、硬質鹿沼土などの混合用土で水はけよく植えます。

植えるときに、根に触れないように、マグァンプK などの緩行性肥料を入れます。

根の成長が活発で根づまりしやすいので、毎年新しい用土で9月中旬から10月中旬に植え替えます。耐寒性は強い。

1ヶ月に2~3回液肥をやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

日当たりと風通しを良くし、湿気が多すぎるのを嫌うので、表面が乾いてからたっぷり水をやります。

ロックガーデンは水はけを良くして、日の当たるところに植えて、2~3年に1度は植え変えた方が良いようです。

ナデシコ科なので株自体の寿命は長くないかもしれないので、挿し芽で殖やしておいた方が良いようです。

シレネ・アルペストリス(Silene alpestris)まとめ

水はけのよい用土で、日光によく当てて栽培すれはとても栽培が楽な植物です。鉢植えは根がはるので毎年新しい用土で植え替えたほうが良いようです。

とても丈夫ですが、植え替えを怠ると株が弱ってくるので、植え替えを兼ねて株分けをして殖やしたほうが良いようです。実生でも殖えるようですが、我が家で育てているのは八重咲きなので種が出来ません。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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