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広告 春の花・山野草の育て方

プリムラ・ルテオラ(Primula luteola)の育て方

プリムラ・ルテオラ

プリムラ・ルテオラ(Primula luteola)は北東コーカサス、Daghestan の地域固有種で、1400~3000mで見られるようです。また、湿性のプリムラで葉が大きくなり、とても素敵な花姿に感動しました。

傘状に10~25花の硫黄黄色の花が密集して、やや下向きに咲く姿はとても魅力的でした。夏には葉が弱ってしまいましたが数年間花が咲いてくれたのは嬉しいことでした。

上のプリムラ・ルテオラ(Primula luteola)は自宅で2006年5月9日に撮影した2004年3月に播種した苗からの花です。

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プリムラ・ルテオラ(Primula luteola)の特徴と育て方

プリムラ・ルテオラ

プリムラ ルテオラ(Primula・luteola) 2007年5月22日 撮影 栽培品 2004年3月播種

     
和名プリムラ・ルテオラ
別名黄花ユキワリソウ
学名Primula luteola
科名・属名サクラソウ科 サクラソウ属
分布コーカサス山脈の東部、1400~3000m
花期
特徴

葉はロゼットで楕円~倒披針形。鋸歯がある葉はかなり大きくなります。

黄花で直径2cmのの花がかさ状に10~25花がやや下向きに咲きます。

コーカサス山脈の湿った地域の原産なので、湿地性のようです。

育て方

日向土、軽石、日光砂、硬質鹿沼土などの手に入るものの混合用土にマグァンプK を入れて植えます。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回水肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をし、春と秋は午前中の日に当て、梅雨からはポリカーボネートの波板の屋根下で、夏は寒冷紗をかけ涼しくなるように工夫しました。

2004年3月播種、2006年の4月に夏を越して、2本咲いてくれました。

その後、翌年も株が大きくなり、花を見ることが出来ました。

半日陰のロッケリー植えが好適ということだが、関東地方の猛暑日と、梅雨を越してくれるかは少し不安でしたが、ロックガーデンに下ろす前に枯れてしまいました。


プリムラ・ルテオラ(Primula luteola)のまとめ

プリムラ・ルテオラ

プリムラ・ルテオラ(Primula luteola) 2006年5月3日 撮影 栽培品 2004年3月播種の初花

プリムラ・ルテオラ

プリムラ・ルテオラ(Primula luteola) 2007年5月16日 撮影 栽培品 2004年3月播種の初花

上の株が始めて見た花ですが、黄色もいろいろな色がありますが、この色は硫黄黄色というのでしょうか。とっても素敵な花で感動しました。

湿地帯に咲き、葉が大きくなる高山性のプリムラは育てるのが難しいことは、沢山のプリムラを育てて経験しました。その例にもれずこの花も暖地での栽培は難しいようでした。

種からの栽培法はこちらに書いてあります。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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