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オンファロデス・リニフォリア(Omphalodes linifolia)の育て方|同じムラサキ科でも似ていないポリジ

オンファロデス・リニフォリア

オンファロデス・リニフォリア(Omphalodes linifolia)は、南西ヨーロッパ原産で、ムラサキ科 オンファロデス属の植物で、ミヤマムラサキやワスレナグサによく似た花を咲かせます。

1年草なので秋に播いて春に花が咲いたら枯れるので、種を採取して毎年秋に種を播いて育てることになります。

私は1年草よりも多年草の方が好きだし、手がかからないので、1年草は零れ種で育つもの以外は消えていることが多いと感じています。

上のオンファロデス・リニフォリア(Omphalodes linifolia)は自宅で2005年5月26日に撮影した種から育てた花です。

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オンファロデス・リニフォリア(Omphalodes linifolia)の特徴と育て方

オンファロデス・リニフォリア(Omphalodes linifolia) 2005年5月23日 撮影 種から育てた花

     
和名オンファロデス・リニフォリア
学名Omphalodes linifolia
科名・属名ムラサキ科 オンファロデス属
分布南西ヨーロッパ
花期4~6月
特徴

草丈20~40㎝の1年草。

すらりと伸びた茎にに6~7ミリの白い花が群れ咲き、シルバーリーフの調和が素晴らしい草花です。

ワスレナグサのような雰囲気を持つ。

育て方

1年草なので10月に種を播いて育てますが、小苗の間は寒さい弱いので霜に当てないように育てます。

鉢やプランターで育てる場合は直播で間引きながら育てますが、花壇植える場合寒さが心配な時はポットでで育てて春に庭に植え付けます。

湿り気のある半日陰の場所を好み、乾燥を嫌うので、乾いたらたっぷり水をやります。

植え付け時に、マグァンプK などを入れますが、追肥は控えめが良いようです。

とっても可憐な花ですが、1年草なので毎年種を播いて育てる必要があります。

オンファロデス リニフォリア(Omphalodes linifolia) のまとめ

オンファロデス・リニフォリア(Omphalodes linifolia) 2005年5月23日 撮影 種から育てた花

オンファロデス リニフォリアはムラサキ科の植物で、ミヤマムラサキやワスレナグサに似ていてとても可憐な花ですが、カスミソウのように切り花にしたら素敵な花です。

そのような使いみちで、プランターの寄せ植えや切り花用としてとっても素敵な花です。

1年草ですが使い道によっては満足感の高い花だと思います。寄せ植えに使う場合は根鉢を崩さず、半日陰に合う植物と寄せるのが良いでしょう。

ボリジ(Borago officinalis)の特徴

ボリジは、オンファロデス・リニフォリアとは似ても似つかない姿、形の植物ですが、ムラサキ科に属していますので載せましたが、なぜムラサキ科なのかわかりにくい感じがします。

しかしムラサキ科は全体的に多毛で、花弁は5つに分かれ、果実は核果または4個に分かれることが特徴ということから考えると、多毛であることなどの共通点があるのだろうと思います。

ボリジ

ボリジ(Borago officinalis) 2003年11月23日 撮影 三毳ハーブガーデン

   
和名ボリジ
別名ルリチシャ
学名Borago officinalis
科名・属名ムラサキ科 ボラゴ属
分布地中海沿岸
花期6~9月
特徴

花径2~3cm、高さ40~60㎝。大きくなると1mにもなる1年草。

若葉はキュウリに似た風味があり、生のままサラダにして食べ、花は料理の飾りに利用でき、ハーブとして扱われます。

花は星型の5弁花で、はじめはピンクで次第に青色に変わります。

春にタネをまくと初夏~夏に、秋に蒔くと翌春に花を咲かせます。

三毳ハーブガーデンでは11月に花を咲かせていたので、春に種を播いたのでしょう。

葉も草丈も、株全体が大きくなっていました。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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