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ドデカテオン・メディア(カタクリモドキ)の育て方

カタクリモドキ

北米東部の湿気のある高原や草原などに生育しているようですので、高山性のプリムラと同じような場所に自生しているのではないかと思います。

湿気のある高原や草原などに生育している植物は、関東地方の乾燥した高温多湿の気候では、かなり難しい植物になります。

わが家は空中湿度を上げて少しでも涼しくするために、大粒の用土を使い、棚には人工芝を敷いて暑い日の夕方に鉢のまわりにもたっぷりと水をまきます。

また、梅雨の時期には鉢内と植物が蒸れないように、ポリカーボネートの波板の屋根下に置き、春は日向梅雨以後は寒冷紗を使って温度を上げないようにしていますが、それでも育たないものがありますが、ドデカテオン・メディアは何とか維持できています。

上のドデカテオン・メディア(カタクリモドキ)は、自宅で2019年5月22日に撮影したものです。

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ドデカテオン・メディア(カタクリモドキ)の特徴と育て方

ドデカテオン メディア(カタクリモドキ)カタクリモドキ

ドデカテオン・メディア(カタクリモドキ) 2007年5月2日 撮影 栽培品

 
和名ドデカテオン・メディア
別名カタクリモドキ
学名Dodecatheon meadia
科名・属名サクラソウ科 ドデカテオン属
分布北米東部
花期4~6月
特徴

葉はサクラソウに似てロゼット状に叢生し、花はカタクリに似ています。

50cm近い花茎を伸ばして、下垂した花を多数咲かせます。

花はローズで基部白色、傘状に10~20花が咲きます。

育て方

高山性のプリムラと同じような用土、軽石の大粒を鉢底に入れその上にマグアンプKを入れて、軽石、日光砂、硬質鹿沼土の混合用土で植えこみます。用土の割合は育てる地方などによって変えた方が良いようです。

わが家は関東地方の猛暑に絶えることができるように荒い排水の良い用土で植えます。春は水がわりに液肥を施します。

水は秋から春は朝に、夏は夕方に鉢のまわりにもたっぷりやり、夜間温度を下げるように工夫します。

繁殖は毎年の植え替え時の株分け、または種まきによります。宮城県でも育てたことがありますが、その時は株が殖えましたが、関東地方の住宅地の場合は数年間は花が咲いたものの、それほど殖えませんが、株は残っているので殖やすことが出来るような管理を探っていき立ちと思っています。

アブラムシ対策などの害虫と病気を防ぐために、薬剤散布は栽培品すべてに定期的に行っています。

ドデカテオン・メディア(カタクリモドキ)のまとめ

カタクリモドキ

ドデカテオン・メディア(カタクリモドキ) 2019年5月19日 撮影 栽培品

ドデカテオン・メディア(カタクリモドキ) 2020年5月17日 撮影 栽培品

此花は30数年前、友達がお土産に買ってきてくれた花です。宮城県で数年育て、増えたので戴いた方にも分けて上げることができました。

その後関東地方に家を建て、留守のロックガーデンに植えておいたところ、戻ってきたときは小さくなり弱った苗が1本残っていました。

それを鉢あげして、大切に育てたところ10数年ぶりに花を見る事が出来た懐かしい花でしたが、結局は猛暑に絶えられず枯れてしまいました。

それくらい栽培環境は大切ですので、住んでいる場所、手入れの仕方などによって用土を変えたり、置き場所を変えたりする必要がありますので、用土も一様には考えられないと思っています。

追記:枯れたと思っていた苗が、2017年4月鉢に元気に芽が出ているのを確認できました。弱ったと思っていたのですが、枯れずに残っていたようです。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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