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シンビジウムの育て方

シンビジウム(ラッキ-フラワー あんみつ姫)

シンビジウムの仲間は熱帯アジアを中心に、日本からオーストラリアまでの広い範囲に分布する蘭です。

洋ランのシンビジウムの親となっているのは着生種と半着生種が多く葉はやや細長く、しっかりした厚みがある革質で左右交互に出して茂ります。

ランの中ではとても丈夫で、寒さにも強く、定期的に植え替えを行い、明るい日ざしで栽培すれば、よく育ち花を咲かせます。

私が、購入して殖やして育てていたのは20年くらい前なので、古い品種で、ほとんどが中型種になります。

上のシンビジュームは、自宅で2005年2月4日に撮影したLucky Flower 'Anmitsu Hime' (ラッキ-フラワー あんみつ姫)です。

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シンビジウムの特徴と育て方

スリーピングランソン・ ブライジングゴールド

スリーピングランソン・ ブライジングゴールド 2004年3月5日 撮影 栽培品
Sieeping Ranson 'Blazing Gold'(スリーピングランソン・ ブライジングゴールド)

グレート フラワー バレリーナ

グレート フラワー バレリーナ 2003年3月24日 撮影 栽培品
Great Floweer 'Ballerina' (グレート フラワー バレリーナ)

       
和名シンビジウム
学名Cymbidium
科名・属名ラン科 シンビジウム属
分布アジア、オセアニア
花期9~10月
特徴

シンビジウムの仲間は熱帯アジアを中心に、日本からオーストラリアまでの広い範囲に分布する蘭です。

洋ランのシンビジウムの親となっているのは着生種と半着生種が多く葉はやや細長く、しっかりした厚みがある革質で左右交互に出して茂ります。

株の根元には丸くふくらんだバルブと呼ばれる茎の変形した部分があり、ここに養分や水分をためて生育します。

ランの中ではとても丈夫で、寒さにも強く、定期的に植え替えを行い、明るい日ざしで栽培すれば、よく育ち花を咲かせます。

花や株の大きさや草丈などにより大型種と中型種、小型種に分類されます。小型種は日本、中国原産など東アジア原産種を親に持ち、寒さに強い強健種が多いようです。

最近は下垂性といって、下向きに垂れて咲く種類もふえています。

私が、購入して殖やして育てていたのは20年くらいなので、古い品種で、ほとんどが中型種になります。

育て方

シンビジウムの栽培で欠かせないのが花芽が伸びてきたら支柱を立てて花茎をまっすぐ誘引することですが、早すぎると折れてしまうし遅いと誘引が難しくなります。

芽かきも大切で、花数を抑えて大きな花が咲くようにしたり、新芽の数を抑えて充実した株にすることが必要なので1つのバルブに1つの芽だけを残して取り除きます。

9月頃に出る芽は取り除きますが、花芽をとらないように気を付けます。

冬は日光の当たる室内で管理し、4月後半から5月には日当たりのよい屋外で管理し、夏は葉やけをおこさない程度の半日陰、秋には日当たりで管理します。

水は表面が乾いたらたっぷりやります。真夏は成長期なので、乾燥しやすいために朝夕水やりが必要かもしれません。冬は乾かし気味にしますが花芽が伸びて来たら乾燥させないようにします。

ランの中では肥料が必要なタイプなので、固形の有機質肥料を規定量置き肥し、1か月ごとに取り替えます。液体肥料も春から施し始めて、9月下旬まで週1回水代わりにたっぷりと施します。

植え替えの適期は春、4月ごろでで、2年に1度程度行います。シンビジウム専用用土か大粒のバーク、軽石などを混合したものを用い、シンビジウム用の鉢に植えますが、2年後は鉢がいっぱいになるような小さめの鉢を用います。

株分けを兼ねて行い、黒ずんだ根や傷んだ根は取り除きます。古いバルブは植えておくと新芽が出ますので殖やすことが出来ます。

シンビジュームまとめ

ラッキィー レインボー サント・ラピーヌレンジ・ハット

ラッキィー レインボー サント・ラピーヌ 2003年6月3日 撮影 栽培品
Lucky Rainbow 'Sainte Lapine'(ラッキィー レインボー サント・ラピーヌ)

ヒロシマ ゴーデンカップ オレンジ・ハット

ヒロシマ ゴーデンカップ オレンジ・ハット 2004年2月9日 撮影 栽培品
Hilosima golden Cup ‘Orange Hat’(ヒロシマ ゴーデンカップ オレンジ・ハット)

カルポーリン バターボール

カルポーリン バターボール 2003年1月28日 撮影 栽培品
Culpaulin 'Buter Ball'(カルポーリン バターボール)

プリンセスマサコ

プリンセスマサコ 2004年2月4日 撮影 栽培品
Seaside'Fuzzy Color'(シーサイド・ファージーカラー)

プラチナム・バード

プラチナム・バード 2003年6月3日 撮影 栽培品
Sleeping Beauyy 'Platinum Bird' (プラチナム・バード)

メロディ フィア マリリン・ モンロー

メロディ フィア マリリン・ モンロー 2004年2月4日 撮影 栽培品
Melody Fair 'Marilyn Monroe'(メロディ フィア マリリン・ モンロー)

シンビジュームは洋ランのなかではとても育てやすく豪華で綺麗な花ですが、置き場所が確保できないのが悩みでしたが、現在はかなり小形の品種も出回っているようです。

根が鉢の中にびっしりとはって抜くのが大変になり、株分けや植え替えも力仕事になりますが、小型の「テーブルシンビジウム」や「和蘭」は扱いやすいようです。好みに応じて栽培ができるようになったのは嬉しいことです。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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