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10月の庭に咲いた山野草の花たち

ヤマラッキョウ

ヤマラッキョウ 2017年10月31日撮影

10月は例年山野草の展示会があるので、その準備で忙しい時間を過ごすことになります。

山野草会の展示会は毎年中旬以降に予定されてい、て搬入、その後3日間ですが、その時期に合うように紅葉を促したり、花の咲く時期を考えたり出品出来そうなものを少し手入れをしたりとなんとなく忙しい気持ちになります。

テーブルが決まっているので、その年により出品数を増やさなければならないこともあって、準備が忙しくなったりします。

展示会に出品するために用意した寄せ植えや草物盆栽は「草物盆栽・寄せ植え」の方に載せていますが、その年によっては忙しく写真を写せないこともあります。

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10月の庭に咲いた山野草の花たち

そのようなことから、10月の庭の花は時期が過ぎて写せないものなどもありますが、随時追加していきたいと思います。

10月の庭の花たち

ダルマギク

ダルマギク 2015年10月23日撮影

ダルマギクは中国地方の日本海側の対馬海流に沿った海岸の岩上に生える多年草なので、関東地方に住んでいる私は自生地を見たことがありませんが、丈が低くこんもりとした株に咲く上品な薄紫の花はロックガーデンにふさわしく、秋のロックガーデンを彩ってくれます。

30余年も前に、山野草を育てていた叔父からいただいて育てている花ですが、季節を感じさせてくれて毎年楽しみにしています。

現在の土地に越してきた当時に株わけをして、植えたものが殖えたのを山野草会の会員の方に数年前に分けてあげたので、数人山野草会の展示品として出品してくれるのもうれしいことです。

現在は我が家は鉢植えにしていませんが、そんな経緯のある花を立派な鉢に植えてきれいに咲かせて出品してくれるのを見るのはとても嬉しいことです。

シュウメイギク

シュウメイギク 2015年10月7日撮影

シュウメイギクはこの白とピンク、キブネギクが庭に植えてあるのですが、白のシュウメイギクが一番華やかに咲いてくれます。

咲く時期も少しづつずれていて、ピンクが一番早く、次に白、キブネギクという順になります。

それぞれに雰囲気が異なるのも植物の個性なのだろうと思いながら、数十年も咲き続けている花を見ながら思っています。

同じ場所に植えると強いものに負けてしまいそうなので、植える場所も離して植えているのですが、白花が一番目立つ場所にあるために今年は白花のみを写すことになってしまったようです。

写真から調べる10月の山野草の育て方」には鉢植えの花なども入っていて我が家で栽培している花の写真が多くみられるかもしれません。

シモバシラ

シモバシラ 2017年10月5日撮影

シモバシラ

シモバシラ 2017年12月19日撮影

シモバシラは山地の木陰に生えて冬に枯れて春に芽が出る宿根草です。10月頃に上部の葉脈から出て咲く白い唇形花もとても可憐でしが、シモバシラの名を持つことになった霜柱のような氷柱見るのを楽しみに種から育てました。

初冬の頃、枯れ始めた茎の根本から霜柱のような氷柱は上の写真のようなものですが、年に2~3度ほどしか同じ株では見られません。

ビナンカズラ

ビナンカズラ 2017年10月23日 撮影

ビナンカズラは山野の林縁に生える常緑蔓性の木本で、つるがよく伸びるので、フェンスや垣根に絡ませて育てることが多いのですが、蔓をのばさないで盆栽として育てている方も多い実の美しい植物です。

わが家は蔓をのばして棚を作り、下に明かるい半日陰を好む植物を置いています。

アケボノシュスラン

アケボノシュスラン 2017年10月1日 撮影

アケボノシュスランはラン科 シュスラン属で山地の林内に生えるとても可憐な野草です。数十年に野草図鑑を見てその名前と可憐な花を憧れていましたが、始めて見たのは、10年ほど前にであった白花アケボノシュスランでした。

背丈の低い雑木の下に清楚に咲いていましたが、初めての花に感動した記憶があります。

その数年後に縁あって、道路工事のために掘りあげられたアケボノシュスランの苗をいただき育てることが出来ています。最初の数年は花が咲きませんでしたが、現在は毎年きれいな花を楽しむことが出来ています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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