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山野草の庭に春を告げてイチリンソウ属のアズマイチゲー山野草の庭造り

アズマイチゲ

アズマイチゲ 2018年3月13日 撮影

アズマイチゲ

アズマイチゲ 2015年3月14日 撮影

 

キンポウゲ科 イチリンソウ属  学名: Anemone raddeana

我が家にあるイチリンソウ属の花の中で一番先に咲くのがアズマイチゲです。

寒い日が続くと1日中花を広げないし、早朝も、夕方も閉じてしまうのでそんなときしか見たことない人は開かない花だと思っていたというのも聞いたことがあるくらい晴れた暖かな日だけに3から4㎝ほどに大きく開いた花を見せてくれます。

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アズマイチゲは群生にならないと花が咲かない

アズマイチゲを叔父から分けてもらってから30年以上は過ぎていると思います。

根茎で増える株は大株になるのですが10年くらいは咲かなかったように思います。

アズマイチゲ

葉は土を覆うように茂っていますが、そこから咲く花は3厘程度で、そのような葉が庭の数か所にあり、離れたところに白い花が数輪ずつ咲いています。

この写真を写した場所は庭の手前のほうの庭石の前で写真を写しやすいところで、夏は日陰になるので奥のほうには新しく雪割草を植えこんでいます。

どちらも木の葉や少し丈のある花の葉が茂るとその下になって夏は日が当たりませんし、アズマイチゲは葉が消えてしまいますのでこの場所は今頃と夏では別の庭のような感じになります。

私は庭は早春は一面に小さな花が咲き誇り夏には少し背丈のある花が咲いてくれるようにと思いながら植えこんでいますがまだまだ満足できるまでにはなっていませんが、徐々にそのような感じになりつつあると思っています。

日本のイチリンソウの仲間の花

キクザキイチゲ 2018年3月15日 撮影

 

次に咲くのがキクザキイチゲで、私はどちらかというとキクザキイチゲのほうが好きですが、こちらは植え場所が良くなかったようで思うようには殖えていません。

キクザキイチゲはさほど大株にならなくとも咲くのですが、キクザキイチゲの根茎はあちこちに植え替えてしまった後に忘れてほかのものを植えてしまったりして、点在して芽が出ているのですが、毎年2、3厘の花しか見ることのできない状態です。


キクザキイチゲは白ばかりでなくきれいなブルーもありますが、この頃咲いてくれるのは白い花ばかりです。

数年後にはもう少し大きな群生になってアズマイチゲの花が終わった後の彩になってほしいと思っています。

大きな群生を作るニリンソウは狭い我が家でが群生が大きくなりすぎるので植えていませんが、あまり殖えない八重咲きニリンソウを植えたものが少しづつ増え始めています。

日本のイチリンソウは種を播いたのですが、ほとんど増えず、まだ芽生えていない状態です。


同じ仲間のサンリンソウはとっても可憐な花ですが、高山性のため種を播いて5年くらい鉢で花を見せてくれた後に枯れてしまいました。

海外の高山性のイチリンソウの仲間は少し丈夫そうですので鉢植えをロックガーデンに下ろしてで育ててみたいと思っています。

日本のイチリンソウの仲間の花が終わった後に少し大きめの花が見れれるのではないかと期待しています。

キクザキイチゲ(菊咲一華)

キクザキイチゲ(菊咲一華) 2008年3月29日 撮影  栽培品

キクザキイチゲ(菊咲一華)

キクザキイチゲ(菊咲一華) 2006年4月18日 撮影  栽培品

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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