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山野草栽培の年間の作業

山野草を栽培するに当たっての年間の予定を表にして見ました。

栽培する地域、またその方の栽培法などいろいろあると思います。

あくまでも私がささやかに育てている、栽培の覚書のようなものです。

植物は、心をこめて育てると期待に応えてくれると思います。

植物たちとの会話の中から学んだことが私の最大の栽培法です。

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山野草栽培の年間の作業

















  

   






植え替え

3月ー→5月 春の植え替え

5月-→6月 花後の植え替え

9月-→10月 秋の植え替え

薬剤散布

3月-→11月

2週間に1回くらい薬剤散布を行う

肥料

2月中旬-→6月 2週間に1回程度液肥を施す

9月ー→11月 2週間に1回程度液肥を施す

* 植え替え時に元肥を入れる(マグアンプKなど)

* 有機性肥料を春と秋に施す

潅水

3月-→7月中旬  毎日朝に乾いた鉢を確認してやる。

7月中旬-→9月  夕方にたっぷりやるが、乾いた鉢を確認してやる朝も乾いたらやるが、乾燥気味にしたほうが良いものも多い。

10月-→11月  毎日朝に乾いた鉢を確認してやる。

12月-→2月  乾き具合を確認してやる。

播種

結実した種の採り播き。春に結実ものは、この時期に播かないと発芽率が極端に落ちるものがある。

夏以降に採取した種子は採り播きでも冬に播いても良い。

置き場所、管理

12月ー→2月 冬越し対策

7月ー→ー→9月中旬 梅雨対策 夏の暑さ対策。暑さに弱いものは寒冷者紗などをかける。




























早春の植え替え
  サクラソウ、カッコソウ、ウチョウラン、イワチドリ
春の植え替えーーー初夏から秋にかけて開花するものを主体に植え替える

ウメバチソウ、イワタバコ、サギソウ、シャジン、レンゲショウマ、センノウ類、ニッコウキスゲ、ハナシノブ、
  ホタルブクロ、マツムシソウ、ムシャリンドウ、アキノキリンソウ、ウメバチソウ、サワギキョウ、ダンギク、
  カリガネソウ、ダイモンジソウ、ホトトギス  ミセバヤ、リンドウ、タイリントキソウ、チゴユリ、フウチソウ、
  ワタスゲ、ナデシコ(夏から秋咲き種) 等

春の花後の植え替え

ウスユキソウ類、コザクラ類、イカリソウ、アズマギク、ウサギギク、イワカラクサ、エゾノチチコグサ、
  エビネ、オキナグサ、オダマキ、キンバイ類、クワガタソウ類、ヒトリシズカ、フタリシズカ、
  ショウジョウバカマ、ナズナ類、クリスマスローズ、ハンショウヅル、マイヅルソウ、チシマギキョウ 等

*花後の植え替えの種類は9月中旬からの秋の植え替えも可能
秋の植え替えーーー来春に開花するものを主体に植え替える

雪割草、イチリンソウ、コマクサ、タッタソウ、ヒメリュウキンカ、フクジュソウ、イワウチワ、イワカガミ、
  バイカカラマツ、ヤマシャクヤク、ヤマブキソウ、ウツボグサ、キンポウゲ、シラネアオイ、スズラン、
  ナデシコ(春咲き種)、コバイモ類、セツブンソウ、カタクリ、テンナンショウ類、 等










山野草、雪割草の栽培鉢の紹介

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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