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ミヤマウツボグサの育て方|月山、八方尾根のタテヤマウツボグサの特徴

ウツボグサの寒冷地ややせ地に生えた矮小種として区別しないこともあるというミヤマウツボグサですが、匐枝を出さない。葉柄は1~3㎝と違いがあり、育ててみると匐枝を出さないという性質は匐枝を出しながら殖え広がることがないだけでも植える場所を確保できます。

タテヤマウツボグサという名前の種を播いたのですが、咲いた花はどこか違うと思って調べたところミヤマウツボグサでした。

タテヤマウツボグサは、下に載せているように月山、八方尾根で写真を写していましたので違っている感じがしました。

上のミヤマウツボグサは、自宅で2022年5月14日に撮影したものです。

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ミヤマウツボグサの特徴と育て方

ミヤマウツボグサ

ミヤマウツボグサ  2021年5月17日 撮影 栽培品

ミヤマウツボグサの育て方

和名ミヤマウツボグサ
学名Prunella vulgaris subsp. asiatica var. aleutica
科名・属名シソ科  ウツボグサ属
分布北海道、本州(秋田・栃木・群馬・福井県)、北太平洋地域
花期7月~8月 栽培品は5月~6月
特徴

匐枝を出さない。葉柄は1~3㎝。

草丈は10㎝~30㎝で、低山帯から亜高山帯の開けた草地や道端に生える多年草。

ウツボグサの寒冷地ややせ地に生えた矮小種として区別しないこともあります。

育て方

この苗はタテヤマウツボグサと書いてあったものですが、タテヤマウツボグサとは違うようで調べてみたところミヤマウツボグサということがわかりました。

当時、ウツボグサも育てていましたが、そちらは匐枝を出して増えて困るくらいでしたが、この品種は匐枝を出さないのであまり殖えませんでした。

現在は地植えで、手入れをすることもなく育っていて、ウツボグサのように増えすぎることがないの毎年咲いて楽しませてくれる。

時々こぼれ種からも育っている。

ミヤマウツボグサまとめ

ミヤマウツボグサはウツボグサと区別しないというくらいウツボグサに似ていますが、匐枝を出して殖えないという点ではタテヤマウツボグサにも似ていますが、花と葉の付き方などはタテヤマウツボグサとは区別できます。

タテヤマウツボグサは育てたことがありませんのでわかりませんが、ミヤマウツボグサはかなり丈夫で花もきれいなので育てるのには良い品種だと思っています。

月山、八方尾根のタテヤマウツボグサ(立山靭草)の特徴

タテヤマウツボグサ

タテヤマウツボグサ(立山靭草)  2006年8月3日 撮影 月山

タテヤマウツボグサ

タテヤマウツボグサ(立山靭草)  2005年8月4日 撮影 八方尾根

タテヤマウツボグサ(立山靭草)  2003年8月23日 撮影 八方尾根

タテヤマウツボグサ

タテヤマウツボグサ(立山靭草)  2003年8月3日 撮影 月山

和名タテヤマウツボグサ(立山靭草)
学名Prunella prunelliformis
科名・属名シソ科  ウツボグサ属
分布本州(中部地方以北の日本海側)。日本固有
花期7~8月
特徴

高さ20~40cm。

葉身は長さ3.5~7cm。葉柄は普通長さ5㎜以下、上部の葉は無柄で、基部が茎を抱き、先が尖り、鋸歯縁。

萼歯の先は芒状。花冠は長さ2.5~3㎝で、青紫色~赤紫色。

亜高山帯 ~高山帯の草地に生える多年草。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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