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サザンカ(山茶花)の育て方|仲間のチャ(茶)の特徴

サザンカ

サザンカ(山茶花)は、山口県、四国西南部、九州、沖縄に野生のサザンカが自生しますが、庭木として出回ているのはほとんど交配種で、いろいろな品種があります。

サザンカの野生種は10月から12月に白い花が開花し、晩秋の花として親しまれてきました。

現在はサザンカから作出された園芸品種の他、ツバキとの交配種もあり、区別が難しくなっています。

サザンカの園芸品種とされているカンツバキはよく見かける花です。

下に仲間のチャ(茶)の花の写真と特徴を載せています。

上のサザンカ(山茶花)は、自宅で2004年11月4日に撮影した「千代の光」です。

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サザンカ(山茶花)の特徴と育て方

サザンカ

サザンカ(山茶花) 2004年11月4日 撮影 栽培品

           
和名サザンカ(山茶花)
学名Canellia sasanqua
科名・属名ツバキ科 ツバキ属
分布山口県、四国西南部、九州、沖縄に野生のサザンが自生する
花期10月中旬~12月
特徴

観賞用に庭園に栽植されることが多い高さ7~10mの常緑小高木。

樹皮は灰褐色で滑らか。若枝、葉柄、葉裏の脈上は有毛。

葉は互生し長さ3~7cm。

花は晩秋、径5~8cm、平開しのち花弁はばらばらに散る。野生では白色だが園芸品は桃、赤、などの色があります。

種子から油をとります。

山茶花の漢字を当てるが、漢名ではなく、日本の固有種です。

育て方

日当たりが良く、暖かい場所を好みます。用土は選びませんが、腐葉土などをすき込んでおくと水はけと水持ちが良くなります。

庭木はよほど乾燥しない限り、水やりは必要ありませが、鉢植えは乾いたらたっぷり水をやります。

暖地を好むので、北風の強い場所は不向きです。半日陰でも育ちますが、花付が悪くなります。

剪定は3~4月に行いますが、花の咲いた枝は葉を3枚くらい残して切り詰め、内向きの枝、飛び出した枝を切る程度で花がよく咲きます。

小さく育てたいときや生け垣の場合は切り詰めますが、春に伸びた枝の先端に7~8月に蕾が付くので、春の剪定がベストです。

秋になれば蕾が見えますので、蕾を残しての剪定ができます。

花木は剪定時期を誤ると花付が極端に悪くなるので、注意が必要です。

肥料は2~3月に寒肥として、油粕と骨粉を混ぜた肥料、あるいは遅効性の化成肥料などを施します。

ツバキの仲間はチャドクガなどの害虫が多いので、気が付くと葉の裏にびっしりついているということもあるので、病害虫の薬剤散布は欠かせません。

発生が多い時は葉をほとんど食いつぶすということもあるので、注意が必要です。

サザンカ(山茶花)まとめ

サザンカ

サザンカ(山茶花)2004年11月16日 撮影 栽培品

春に伸びた枝の先端に初夏から夏に蕾が付くので剪定は春に行います。

チャドクガなどの害虫が多いので、消毒は必要ですが、葉が展開するころに一番多いので気を付けて見ておくことが大切です。

チャ(茶)の特徴

チャ(茶)

チャ(茶) 2005年10月12日 撮影 入沢林道

チャ(茶)

チャ(茶) 2002年11月17日 撮影 散歩道

         
和名チャ(茶)
学名Camellia sinensis
科名・属名ツバキ科 チャノキ属
分布中国、日本各地には広く植えられ暖地には野生化。九州には自生するという
花期10~12月
特徴

花径約2cm、高さ1~6m。

日本への渡来は鎌倉時代といわれます。

緑茶用に各地に栽培されるが、丸く刈込まないでおくと5~6mに伸びます。

日当たりの良い肥沃な深層土をもっとも好みます。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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