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ボケ(木瓜)の育て方

ボケ

ボケ(木瓜)は、中国原産ですが、平安時代以前には渡来していたようです。日本に自生しているクサボケとの交配でたくさんの品種が出来、庭植、盆栽などに好まれて栽培されています。

何度かブームがあり、その時に様々な品種がつくられたようです。

東洋錦は大正時代のブームの時にボケとクサボケの交配で作られたようです。長寿梅もその頃につくられたようです。

上のボケ(東洋錦)は、自宅で2010年4月3日に撮影した花です。

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ボケ(東洋錦)の特徴と育て方

ボケ(木瓜)

ボケ(東洋錦) 2003年4月10日 撮影 栽培品

           
和名ボケ(木瓜)
学名Chaenomeles specisa
科名・属名バラ科 ボケ属
分布中国。クサボケは日本。
花期3~4月
特徴

日本には平安初期以前に中国から渡来し、江戸時代から盛んに栽培され、大正時代には48種が知られるようになりました。

落葉低木で、花径、高さは品種により異なります。

何度かブームが起こり、品種改良が進み、中国原産のボケ、日本原産のクサボケ、その交配した園芸品種などが「ボケ」として親しまれています。

庭木の他、鉢植えや生垣、盆栽などに広く利用されています。

育て方

1年を通して日当たりと風通しの良い場所で育てます。暑さ寒さに強く育てやすい花木です。

庭植は用土を選びませんが、鉢植えは赤玉土小粒を主に、鹿沼土、軽石小粒と腐葉土の混合用土を使い水はけと水持ち良く植えます。

植えつけ、植え替えともに、早春と9月下旬~11月下旬が適期で、庭植は根鉢の倍の深さと幅を掘り、腐葉土や完熟堆肥などを混ぜ込んで植えこみます。

根鉢のまわりに水をたっぷり入れて、用土を棒などで入れ込みなじませます。他の庭木の植え替えの時も、土を入れる前に水をたっぷり入れることはとても大切です。

鉢植えは2~3年に1度、根を良くほぐし、3分の1位に切り詰めて新しい用土で植え替えます。

庭植の場合は植えて間もないころはたっぷり水をやりますが根が付いたら、よほど乾燥しなければ必要がありませんが、鉢植えの場合は表面が乾いたらたっぷりやり、乾かせすぎないようにします。

病害虫が付きやすいので、定期的に薬剤散布をします。

剪定は11~12月にかけて、丸い芽の蕾をの付いた枝を残し、徒長枝は細い葉芽のあるところを見て3芽くらいを残し枝先切ります。

伸びすぎた枝や細くて弱々しい枝は切り落として樹形をとと負えます。

殖やすのは5~6月頃に挿し木をします。

ボケ(木瓜)まとめ

日当たりの良いところで栽培します。鉢植えの場合は水切れをおこさないように気を付けて夏は半日陰で涼しい場所で管理したほうが良いようです。

庭植、鉢植えなど様々な形で栽培出来、鑑賞価値も高いので好まれて栽培されています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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