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広告 秋の花・山野草記事

ダイモンジソウー交配が進んでオリジナル品種となっている

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ダイモンジソウ 2013年10月24日 撮影

数十年前にウラベニダイモンジソウ(ミヤマダイモンジソウの一種)、その他、今は余り見ることがないような名前のついた紅花のダイモンジソウを5種くらいいただき、名札をつけて栽培していましたが、名札も落ちてしまい我が家で交雑を繰り返したダイモンジソウがいろいろな色で咲きます。

始めのころは株分けをしていましたので、いただいたものと同じものが咲いていましたし、ラベルも付いていました。

ミヤマダイモンジソウもあり、他のダイモンジソウに比べて早く咲いていたのですが、ほとんどが秋咲きですのでミヤマダイモンジソウは枯れてしまったようです。

交配のしやすい山野草というものもかなりありますが、ダイモンジソウも交配がしやすい部類に入るようです。

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ダイモンジソウは交配して華やかになっている

ダイモンジソウ

ダイモンジソウ 2014年10月21日 撮影

現在は園芸店などに花形も色も様々な美しいダイモンジソウガ並んでいますが、交配をしてつくられた品種なのでしょうが、わが家は自然交配を繰り返しています。

自然交配と言っても、自然に任せえていたのでは、花色、形などが退化してしまうので、綺麗な花が出たときには、採取して選別はしていますが、その中から同じものが咲くとは限らないので、毎年選別は繰り返しています。

しかし、寄せ植えや、草物盆栽などには、こちらの意思とは関係なしに飛び込んで花を咲かせますが、そんな中にはかなりきれいな花も咲きますし、植えたものより風情があるのでそのまま育てることの方が多くなります。

ダイモンジソウの魅力はなんと言っても飛び込みの自然な花が見られることです。そして草物盆栽に飛び込んだ苗は植え替えをしなくとも丈夫で、大株に育ちます。

そのように育てているので、園芸店で売っているような華やかなダイモンジソウは我が家にはありませんが、私はこの平凡な形のダイモンジソウが大好きです。

大文字草の育て方

ダイモンジソウ

ダイモンジソウ(白花にピンクの花が混じって咲いている) 2008年10月21日 撮影

ダイモンジソウ(大文字草)は、山地の湿った岩上に生える多年草です。

ミヤマダイモンジソウは小型で、現在育てられている位の花ですが、低山では水が流れるような岩に張り付いているダイモンジソウが見られますが、そのような場所が生息地だということを考えて育てると良く育ちます。

家で育てるにはそのような場所はありませんから、桐生砂、鹿沼土、軽石などを適当に混ぜて排水良く植えて水を切らさないように、空中湿度のある場所で育てます。

水はけのよい用土に植えても1年で根が張り詰めてしまうので芽出しの頃に枯れた根や葉をを取り除き毎年植え替え、株分けします。

夏の暑さで蒸れやすいので、風通しの良い日陰に置くと葉枯れも防ぐことができて、秋に綺麗な花を見ることができます。

置き場所が適切ですと、こぼれタネからたくさん芽生えますが、芽生えた苗は場所を選んでいるので何もしなくとも育ってくれます。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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